母の日でした。 [にっきだ]
この前の日曜日は、母のでした。
というわけで、母のことを書きます。
今年60歳になる母が癌だということがわかりました。
私の29歳の誕生日の日でした。
血液に異常があるのがわかり、病院で精密検査を受けたら
多発性骨髄腫という血液の癌と告知されました。
死んでしまうわけではないので
その辺は悲観的にならないようにしているのですが
母がかわいそうでなりません。
母は、40代の時に、介護という天職を見つけ
今まで頑張ってきました。
おばあの体ですが、介護という仕事上
夜勤の業務がほとんど、過酷な労働環境でした。
それでも、仕事に喜びを感じ続けてきましたが、
今年3月、腰がどうにも痛くなり、
退職することになったのです。
これからの人生は好きなことでもして
ゆっくりしてもらえればいいと思っていました。
私は退職した母に「おつかれさまでした」
と言ったばかりだったのでした。
でも、母はまたこれから頑張らなければなりません。
好きなことをゆっくりと楽しむこともできません。
「なんの因果があってこんな目に・・・」
と、母は嘆いていました。
本当にその通りです。
「なんでウチの母が・・・」と
私も悔しい気持ちでいっぱいです。
しかし、現実に悲しんでばかりはいられません。
母の病気をきっかけに家族は1つにならなければなりません。
母には「癌になってよかった」って思える何かを
残していきたいと思っています。
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